
五嶋みどりのCD 『Midori 20th Anniversary Album』 を購入しました。
すばらしく魅力的な演奏です……。ため息でますよ。
収録曲は、ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲1番、ドヴュッシーの亜麻色の髪の乙女、プロコフィエフの年老いた祖母の物語、エルガーの夕べの歌などです。
ところで、五嶋みどりとはまったく一切関係ないのですけど、CDを買う前に書店に立ち寄ったところ、なんと……
昔、私が(部分的に)書いた本を手にとっているカップルがいるではありませんか。
横目で様子を窺っていると、中身をしばし立ち読みした女性のほうが、
これ気に入った~~、買っちゃおうかなぁ~~。
とおっしゃっています。印税契約じゃなく、買取原稿だったので、いくら売れても私にはぜんぜん関係ありませんが(実はじりじり売れていていて、いま3刷です)、買え買え~~買って~~~!! と心の中で絶叫していたのですけど、残念ながら、男性のほうが、早くいこうよ~、なんぞといっているためか、お買いあげにはなりませんでした。
うーん、あちこちで原稿書き飛ばしたりしてきましたが、実際に書店でお客様が手にしているところを見たのははじめてです(すでに買ったものを持っている人がいるのは見たことがある)。買っていただけなかったのは残念です~。
名前が出ない原稿が多いのですけど、あの本はちゃんと奥付に(多人数ですが)名前(しかも珍しく本名を使っている……)も入ってるのですよねー。ちょっとドキドキしました(笑)。
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by VNTR
| 2005-04-30 09:56
GW初日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は、ちょっと迷ったのですけど、思い切って今日は休日にしてしまいました。このところ、明らかに疲れがたまっていたので。
法科大学院の講義がはじまってから1ヶ月、はじめて法律にまったく触れない一日となりました。
休みといっても、十分に寝て(10時間くらい)、洗濯して、のんびりと時代劇を観た程度です。
夜はK塾でのバイトがあったので、出かけました。これがなければ、完全にオフだったのですが……。もっとも、講義をするのは好きなので、ほとんど趣味といって差し支えのない感じではあります。
今日は物質の結晶のあたりを扱ったので、模型を多数使用しました。模型のおかげで、目先が変ったためか、受講生にも非常に好評だったようです。
ひさびさに気分的にのんびりして、すっかり疲れが抜けました。明日からは平常運行で、大学院にもいくつもりです。
私は、ちょっと迷ったのですけど、思い切って今日は休日にしてしまいました。このところ、明らかに疲れがたまっていたので。
法科大学院の講義がはじまってから1ヶ月、はじめて法律にまったく触れない一日となりました。
休みといっても、十分に寝て(10時間くらい)、洗濯して、のんびりと時代劇を観た程度です。
夜はK塾でのバイトがあったので、出かけました。これがなければ、完全にオフだったのですが……。もっとも、講義をするのは好きなので、ほとんど趣味といって差し支えのない感じではあります。
今日は物質の結晶のあたりを扱ったので、模型を多数使用しました。模型のおかげで、目先が変ったためか、受講生にも非常に好評だったようです。
ひさびさに気分的にのんびりして、すっかり疲れが抜けました。明日からは平常運行で、大学院にもいくつもりです。
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by VNTR
| 2005-04-29 23:59
| 私的記録(日記)
超ひさびさに雑誌『Newton』を購入しました。
科学雑誌は、いちおう理系の出身ですし、けっこうよく読みます。
しかし、『Newton』は記事の内容のつめが甘くて、中高生向けの雑誌というイメージなので、あまり好みの雑誌ではありません。ただ、最近はK塾での余談のネタを探している関係もあって、生協などで立ち読みすることはあります。
で、わざわざ買ったのは、疲労について面白い文章をみかけたからです。
慢性疲労症候群の原因物質の候補として、TGF-βがあげられるのだそうです。
面白かったのは以下のところです(以下 Newton 2005.6より引用)。
――――――――――――
強制的に運動させて疲れさせたラットの脳脊髄液を取りだして、健康なマウスの脳室に注射する。すると、元気だったはずのマウスの行動量が減少し、「疲れた」状態になることがわかった。
――――――――――――
なんと、疲労を他人にうつすことができるという話です。
この脳脊髄液中に含まれている、TGF-βが、疲労を他の個体に移す原因となる物質ではないかといわれており、すなわち、疲労感の原因物質ではないかと考えられる、ということのようです。
Newtonには、TGF-βが何か? という話はほとんど触れられていません。
いちおう補足しておくと、TGF-βとは「Transforming Growth factor β」といわれるサイトカイン(細胞の作用を調整する分泌物質)です。
このTGF-βですが、Newtonには免疫物質としての作用についてだけわずかに触れられています。
しかし、私が知っている限りでは、むしろTGF-βの作用として知られているのは、ガン化との関連性ではないでしょうか。
TGF-βは、名前の通り「成長因子」なのですが、細胞の増殖抑制作用があります。このTGF-βの作用の流れに異常が生じると、細胞が異常増殖をすることになって、ガン化するという話があったように記憶しているのです。
なかなか興味深い話です。
ちなみに、昨日の夜のK塾での高3生向けの講義で、ちょっとこの疲労を他の個体に移せるという話をしたところ、非常に好評でした(笑)。
科学雑誌は、いちおう理系の出身ですし、けっこうよく読みます。
しかし、『Newton』は記事の内容のつめが甘くて、中高生向けの雑誌というイメージなので、あまり好みの雑誌ではありません。ただ、最近はK塾での余談のネタを探している関係もあって、生協などで立ち読みすることはあります。
で、わざわざ買ったのは、疲労について面白い文章をみかけたからです。
慢性疲労症候群の原因物質の候補として、TGF-βがあげられるのだそうです。
面白かったのは以下のところです(以下 Newton 2005.6より引用)。
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強制的に運動させて疲れさせたラットの脳脊髄液を取りだして、健康なマウスの脳室に注射する。すると、元気だったはずのマウスの行動量が減少し、「疲れた」状態になることがわかった。
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なんと、疲労を他人にうつすことができるという話です。
この脳脊髄液中に含まれている、TGF-βが、疲労を他の個体に移す原因となる物質ではないかといわれており、すなわち、疲労感の原因物質ではないかと考えられる、ということのようです。
Newtonには、TGF-βが何か? という話はほとんど触れられていません。
いちおう補足しておくと、TGF-βとは「Transforming Growth factor β」といわれるサイトカイン(細胞の作用を調整する分泌物質)です。
このTGF-βですが、Newtonには免疫物質としての作用についてだけわずかに触れられています。
しかし、私が知っている限りでは、むしろTGF-βの作用として知られているのは、ガン化との関連性ではないでしょうか。
TGF-βは、名前の通り「成長因子」なのですが、細胞の増殖抑制作用があります。このTGF-βの作用の流れに異常が生じると、細胞が異常増殖をすることになって、ガン化するという話があったように記憶しているのです。
なかなか興味深い話です。
ちなみに、昨日の夜のK塾での高3生向けの講義で、ちょっとこの疲労を他の個体に移せるという話をしたところ、非常に好評でした(笑)。
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by VNTR
| 2005-04-29 14:20
こんばんは。
自転車操業な一日でした。もとはといえば、昨日(水曜)の夜に、うっかり寝てしまったためですけどね……。
民法の時間にPCを講義室に持ち込んで、K塾のバイトで配布するレジュメを作成してました。いつもレジュメは日曜にまとめてつくておくのですが、今週は作りそこなったのです。その後、どうしても時間がとれず、ついに講義当日につくるはめに……。朝、家をでる前に、かろうじてレジュメに必要な図版だけはスキャンしてデータにしておきました。それをフラッシュメモリに放り込んで、大学へもってきたわけです。
木曜の民法は事前に出された課題をあてながら解説していくという形式です。課題は、先日の自主ゼミのときにみんなで検討しておいたので、幸いにもなんとか予習は済んでます。講義はほとんど聴いてませんでした、すいません。
民法の講義中でレジュメを作り終え、次に学部の民訴の講義に出ました。これは、裁判法の先生からの指示によるもので、事実上強制です。自主的に出ているわけではありません。
民訴が終わって、K塾に出発するまでの1時間で、裁判法のレポートを書き上げました。あらかじめ前日に基礎資料を2~3時間くらいかけて読みながら、必要そうな箇所をPCに打ち込んでおいたので、なんとか1時間でまとめきることができました。しかし不細工なレポートなのは間違いないでしょう。なんだか鬱です……。
レポートを資料室のプリンタで出力すると、すでにK塾に行くぎりぎりの時間です。大慌てでレポートを提出用ボックスに放り込んで、駅まで大学構内を疾走しました。
K塾を終えて、22時過ぎに駅につくと、JRが止まってます……。最初は信号機故障ということだったのですが、そのうちになぜか信号機が故障した区間の電源が落ちてしまったそうです。かなり長い時間、駅で足止めをくらいました。
結局、帰宅したのは24時半すぎ。なんともリズムの狂った一日でした……。
明日から、いちおう大学は休みになります。連休の谷間になっている、5月2日(月曜)と6日(j金曜)の講義は、すでに振り替えで実施してしまっていたり、補講日に実施することになっていたりで、休みです。ですから、8日まで休みってことですね。
ただし、K塾のバイトは休みになりません……。それにそもそも、遊んでいる場合じゃないですよね。勉強しないと……。
自転車操業な一日でした。もとはといえば、昨日(水曜)の夜に、うっかり寝てしまったためですけどね……。
民法の時間にPCを講義室に持ち込んで、K塾のバイトで配布するレジュメを作成してました。いつもレジュメは日曜にまとめてつくておくのですが、今週は作りそこなったのです。その後、どうしても時間がとれず、ついに講義当日につくるはめに……。朝、家をでる前に、かろうじてレジュメに必要な図版だけはスキャンしてデータにしておきました。それをフラッシュメモリに放り込んで、大学へもってきたわけです。
木曜の民法は事前に出された課題をあてながら解説していくという形式です。課題は、先日の自主ゼミのときにみんなで検討しておいたので、幸いにもなんとか予習は済んでます。講義はほとんど聴いてませんでした、すいません。
民法の講義中でレジュメを作り終え、次に学部の民訴の講義に出ました。これは、裁判法の先生からの指示によるもので、事実上強制です。自主的に出ているわけではありません。
民訴が終わって、K塾に出発するまでの1時間で、裁判法のレポートを書き上げました。あらかじめ前日に基礎資料を2~3時間くらいかけて読みながら、必要そうな箇所をPCに打ち込んでおいたので、なんとか1時間でまとめきることができました。しかし不細工なレポートなのは間違いないでしょう。なんだか鬱です……。
レポートを資料室のプリンタで出力すると、すでにK塾に行くぎりぎりの時間です。大慌てでレポートを提出用ボックスに放り込んで、駅まで大学構内を疾走しました。
K塾を終えて、22時過ぎに駅につくと、JRが止まってます……。最初は信号機故障ということだったのですが、そのうちになぜか信号機が故障した区間の電源が落ちてしまったそうです。かなり長い時間、駅で足止めをくらいました。
結局、帰宅したのは24時半すぎ。なんともリズムの狂った一日でした……。
明日から、いちおう大学は休みになります。連休の谷間になっている、5月2日(月曜)と6日(j金曜)の講義は、すでに振り替えで実施してしまっていたり、補講日に実施することになっていたりで、休みです。ですから、8日まで休みってことですね。
ただし、K塾のバイトは休みになりません……。それにそもそも、遊んでいる場合じゃないですよね。勉強しないと……。
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by VNTR
| 2005-04-28 23:58
| 私的記録(日記)
大学からです.
昨日の月曜は講義2コマ,夜にSセミでバイトでした.
帰宅した時間は24時ごろだったのですが,何を思ったのか突然,野菜を豚肉で巻いてフライパンで焼く……などとちまちま料理をつくりはじめてしまったので,食事をすませて風呂に入ったらすでに勉強する体力は尽きており,そのまま寝てしまいました.食事はとても美味しかったです.
火曜は,1限から法哲学の講義(選択科目)があります.この講義は各回誰か1人がその講義の担当者役を務めるというシステムです.今回は私があたっている回でした.
……昨日は,きもちよく寝てる場合じゃなかったってことです!!
必死の形相で,法実証主義がなんたら……という,こむずかしい文章を読み飛ばしつつ登校.……おさっしの通り,ボロボロでした(涙).
……いいんだ,選択科目だし……(遠い目).
その後,憲法,空き時間に自主ゼミ(民法),さらに裁判法と続き,今日は実質5コマ(自主ゼミを2コマやった).朝の出だしからつまずいた一日は疲れました.
もうちょっと民法の復習でもしてから帰ります.
昨日の月曜は講義2コマ,夜にSセミでバイトでした.
帰宅した時間は24時ごろだったのですが,何を思ったのか突然,野菜を豚肉で巻いてフライパンで焼く……などとちまちま料理をつくりはじめてしまったので,食事をすませて風呂に入ったらすでに勉強する体力は尽きており,そのまま寝てしまいました.食事はとても美味しかったです.
火曜は,1限から法哲学の講義(選択科目)があります.この講義は各回誰か1人がその講義の担当者役を務めるというシステムです.今回は私があたっている回でした.
……昨日は,きもちよく寝てる場合じゃなかったってことです!!
必死の形相で,法実証主義がなんたら……という,こむずかしい文章を読み飛ばしつつ登校.……おさっしの通り,ボロボロでした(涙).
……いいんだ,選択科目だし……(遠い目).
その後,憲法,空き時間に自主ゼミ(民法),さらに裁判法と続き,今日は実質5コマ(自主ゼミを2コマやった).朝の出だしからつまずいた一日は疲れました.
もうちょっと民法の復習でもしてから帰ります.
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by VNTR
| 2005-04-26 18:50
| 私的記録(日記)
天気のよい日曜でした。
大学の敷地内には、猫がたくさんいるのですが、陽だまりでぼーーとしていた猫をつかまえて背中をなでていると(非常に迷惑そうだった……)、そのままどっかに遊びに行きたくなりました。やること山積みで、遊びにいくどころじゃないのが哀しいところです。
今日の刑法の自主ゼミは、違法性の本質、正当業務行為など。特に争点もなく、わりとあっさりと終了。そのあと、先週の因果関係のあたりを復習してから帰宅。
因果関係は、客観的帰属の理論が、どーもよくわかりません。講義中に先生が言っていた具体例だとわかる気がするのですけど、理論的な説明を読むと「はぁ? ┐(´-`)┌ 」という感じに……。
日曜に家にいると、ついついだらだらとすごしがちなので、自主ゼミがあるのはけっこうありがたいです。大学に行ってしまえば、それなりに勉強しますから。
あとは、明日の民法の予習と、Sセミの講義(バイト)の準備をしなければ。

先週、川畠成道氏のCD”Ave Maria”を買いました。買うまでしらなかったのですが、川畠氏って、視覚障害があるのですね……。演奏はわりに繊細な印象で、なかなか良い感じです。
アヴェ・マリアは、シューベルトやサン=サーンス、ストラビンスキーなど、いろいろな人が作ってますが、このCDに収録されているのはグノー作曲です。個人的には、G.カッチーニのアヴェ・マリアが一番好きですが。
大学の敷地内には、猫がたくさんいるのですが、陽だまりでぼーーとしていた猫をつかまえて背中をなでていると(非常に迷惑そうだった……)、そのままどっかに遊びに行きたくなりました。やること山積みで、遊びにいくどころじゃないのが哀しいところです。
今日の刑法の自主ゼミは、違法性の本質、正当業務行為など。特に争点もなく、わりとあっさりと終了。そのあと、先週の因果関係のあたりを復習してから帰宅。
因果関係は、客観的帰属の理論が、どーもよくわかりません。講義中に先生が言っていた具体例だとわかる気がするのですけど、理論的な説明を読むと「はぁ? ┐(´-`)┌ 」という感じに……。
日曜に家にいると、ついついだらだらとすごしがちなので、自主ゼミがあるのはけっこうありがたいです。大学に行ってしまえば、それなりに勉強しますから。
あとは、明日の民法の予習と、Sセミの講義(バイト)の準備をしなければ。

先週、川畠成道氏のCD”Ave Maria”を買いました。買うまでしらなかったのですが、川畠氏って、視覚障害があるのですね……。演奏はわりに繊細な印象で、なかなか良い感じです。
アヴェ・マリアは、シューベルトやサン=サーンス、ストラビンスキーなど、いろいろな人が作ってますが、このCDに収録されているのはグノー作曲です。個人的には、G.カッチーニのアヴェ・マリアが一番好きですが。
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by VNTR
| 2005-04-24 20:25
| 私的記録(日記)
土曜の夜ですが、平日と同じですね……。明日も自主ゼミがありますから、大学へ行きますし。
金曜の夜は、未修コース1期生の方々と呑み会があったようなのですが、私はK塾でバイトでしたので欠席してしまいました。直接の先輩たちですから、いろいろ訊きたいこともあったので、行けなくて大変に残念です。もっとも、私は大人数での呑み会って苦手なんですけどね。
このところ、異常に眠いです。睡眠時間が不足しているせいでしょうか。
通学時間が長いので、電車の中では常に何か教科書を読むようにしているのですが、一瞬でも油断して目をつぶると、即寝てしまいます……。
授業中にもけっこう意識がとんでることがあります。金曜の刑法の時間も、前半はかなり寝てました……。
GWに入ったら、一日目はゆっくり寝たいと、いまから心待ちにしていたりします。
金曜の夜は、未修コース1期生の方々と呑み会があったようなのですが、私はK塾でバイトでしたので欠席してしまいました。直接の先輩たちですから、いろいろ訊きたいこともあったので、行けなくて大変に残念です。もっとも、私は大人数での呑み会って苦手なんですけどね。
このところ、異常に眠いです。睡眠時間が不足しているせいでしょうか。
通学時間が長いので、電車の中では常に何か教科書を読むようにしているのですが、一瞬でも油断して目をつぶると、即寝てしまいます……。
授業中にもけっこう意識がとんでることがあります。金曜の刑法の時間も、前半はかなり寝てました……。
GWに入ったら、一日目はゆっくり寝たいと、いまから心待ちにしていたりします。
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by VNTR
| 2005-04-23 23:58
| 私的記録(日記)
こんにちは.金曜の午後,大学の自習室からです.
週の後半はバイトが入ってしまうので,なかなか忙しいです.
昨日の木曜の夜は,K塾で高3生相手に講義をしてました.ちょっと時間のわりに内容が多くてバタバタしたので,あまりよい講義ではなかったかもしれません…(鬱).そんなに上級クラスを教えているわけではないのですけど,このクラスの講義後にやってくる学生がする質問は,なかなか面白い点をついてくる質問が多いように思います.いまの高校生は,むかしにくらべれば勉強しなくなっているのかもしれませんが,なかなかどうして,そうバカにしたものでもありません.
話が全然かわりますが,今日の昼は大学でドミノピザを食べました.近所に店があって,同期の子がまとめてみんなの分を買いに行ってくれたのです.いい天気でしたし,外でみんなで地面に座って,ピザを食べていました.ホームレスっぽいという指摘も一部にありましたが(苦笑),なかなか美味しかったです.けっこう私の通っている大学院の同期は仲良くやってる感じです.
……と,勉強さぼってブログを更新していたら,同期の子に「お勉強中すいませんけど,ちょっといいですか……」と話しかけられて,めっっちゃドキッとしました.
ぜんぜん勉強中じゃありませんから……(汗)
週の後半はバイトが入ってしまうので,なかなか忙しいです.
昨日の木曜の夜は,K塾で高3生相手に講義をしてました.ちょっと時間のわりに内容が多くてバタバタしたので,あまりよい講義ではなかったかもしれません…(鬱).そんなに上級クラスを教えているわけではないのですけど,このクラスの講義後にやってくる学生がする質問は,なかなか面白い点をついてくる質問が多いように思います.いまの高校生は,むかしにくらべれば勉強しなくなっているのかもしれませんが,なかなかどうして,そうバカにしたものでもありません.
話が全然かわりますが,今日の昼は大学でドミノピザを食べました.近所に店があって,同期の子がまとめてみんなの分を買いに行ってくれたのです.いい天気でしたし,外でみんなで地面に座って,ピザを食べていました.ホームレスっぽいという指摘も一部にありましたが(苦笑),なかなか美味しかったです.けっこう私の通っている大学院の同期は仲良くやってる感じです.
……と,勉強さぼってブログを更新していたら,同期の子に「お勉強中すいませんけど,ちょっといいですか……」と話しかけられて,めっっちゃドキッとしました.
ぜんぜん勉強中じゃありませんから……(汗)
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by VNTR
| 2005-04-22 16:13
| 私的記録(日記)
今日の1冊……って、ずいぶん久々ですが。
まったく小説やエッセイを読んでないわけではないのですけど、やっぱり大幅に読む量が減ってます。小説読むより、基本書読め、という状況なものですから。
佐藤賢一 『王妃の離婚』 集英社文庫 121回直木賞受賞作

フランス国王ルイ12世と、その王妃ジャンヌの離婚訴訟を舞台にした小説です。
主人公フランソワは、若かりし時にパリ大学の俊英として広く将来を期待された過去をもちますが、いまはしがない田舎の中年弁護士。わずかに同業者の間で凄腕として知られるだけの生活を送っています。その彼が、片時も忘れたことのないパリ大学時代の同棲相手(すでに死去)の縁で、フランス中が注目する国王と王妃の離婚訴訟における王妃側弁護人を勤めることに。圧倒的に不利な状況に追い詰められている王妃を、彼は勝利に導くことができるのか? 国王側の陰湿な妨害工作を跳ね除けることができるのか? という感じのストーリーです。
訴訟といっても、当時のことですから「受洗者の婚姻訴訟に関しては、教会の裁判権が固有の権利を有する」と条文に明記された、キリスト教カノン法による裁判です。教会の裁判といえば、異端審問などを連想しがちですが、実は教会は中世ヨーロッパにおける家庭裁判所の役割を果たしていたのです。弁護士であるフランソワも、身分は僧侶、ナント司教座法廷常設弁護人という教会役人です。
佐藤賢一の小説は、デビュー作『ジャガーになった男』のほか、本作と似た雰囲気の『カルチェ・ラタン』、すばらしい傑作『カエサルを撃て』、『剣闘士スパルタクス』など、いくつも読んでいます。どれを読んでもみごとな作品ばかりです。
今回の『王妃の離婚』も手に汗にぎるすばらしい作品でした。お時間がありましたら、ぜひ読んでみてください。
まったく小説やエッセイを読んでないわけではないのですけど、やっぱり大幅に読む量が減ってます。小説読むより、基本書読め、という状況なものですから。
佐藤賢一 『王妃の離婚』 集英社文庫 121回直木賞受賞作

フランス国王ルイ12世と、その王妃ジャンヌの離婚訴訟を舞台にした小説です。
主人公フランソワは、若かりし時にパリ大学の俊英として広く将来を期待された過去をもちますが、いまはしがない田舎の中年弁護士。わずかに同業者の間で凄腕として知られるだけの生活を送っています。その彼が、片時も忘れたことのないパリ大学時代の同棲相手(すでに死去)の縁で、フランス中が注目する国王と王妃の離婚訴訟における王妃側弁護人を勤めることに。圧倒的に不利な状況に追い詰められている王妃を、彼は勝利に導くことができるのか? 国王側の陰湿な妨害工作を跳ね除けることができるのか? という感じのストーリーです。
訴訟といっても、当時のことですから「受洗者の婚姻訴訟に関しては、教会の裁判権が固有の権利を有する」と条文に明記された、キリスト教カノン法による裁判です。教会の裁判といえば、異端審問などを連想しがちですが、実は教会は中世ヨーロッパにおける家庭裁判所の役割を果たしていたのです。弁護士であるフランソワも、身分は僧侶、ナント司教座法廷常設弁護人という教会役人です。
佐藤賢一の小説は、デビュー作『ジャガーになった男』のほか、本作と似た雰囲気の『カルチェ・ラタン』、すばらしい傑作『カエサルを撃て』、『剣闘士スパルタクス』など、いくつも読んでいます。どれを読んでもみごとな作品ばかりです。
今回の『王妃の離婚』も手に汗にぎるすばらしい作品でした。お時間がありましたら、ぜひ読んでみてください。
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by VNTR
| 2005-04-20 13:07
こんばんは。
月曜は民法の講義があります。前回までは正直、使えない講義だ……と思っていたのですが、突然講義のスタイルが変りました。
今日の講義は、大学の講義としては、実用的で充実した講義だったと思います。前回までのゆるい(ぬるい)雰囲気の講義のつもりでいたため、ついつい予習がおろそかになり、今日はあてられたときに完全に詰まってしまいました。十分に反省して、次回からはきっちり予習を仕上げていきたいな……と希望しております。
ついでに、今日は反省ばかりです。学内向けの授業連絡掲示板(ネット上の)に、先日提出した裁判法のレポートの講評(個別のレポートではなく全体向けの)が掲載されていました。辛口のコメントは覚悟していたのですが、
”問いに対する無関心さが露骨に明らかである”
とあったコメントは、前後の状況から判断して私のレポートに対するものじゃないかと強く推察されます。
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
……鬱です……逝ってきます……さようならぁぁ~~~。
講評の中で、本来はこういうぐあいに課題を検討すべきであった、と提示されていることをほとんどやってませんでした(苦笑)。
あぁ、明日(というかすでに午前3時なので今日ですが)、裁判法の講義があるんですよね……。講義に行くのが激しく鬱です……。
月曜は民法の講義があります。前回までは正直、使えない講義だ……と思っていたのですが、突然講義のスタイルが変りました。
今日の講義は、大学の講義としては、実用的で充実した講義だったと思います。前回までのゆるい(ぬるい)雰囲気の講義のつもりでいたため、ついつい予習がおろそかになり、今日はあてられたときに完全に詰まってしまいました。十分に反省して、次回からはきっちり予習を仕上げていきたいな……と希望しております。
ついでに、今日は反省ばかりです。学内向けの授業連絡掲示板(ネット上の)に、先日提出した裁判法のレポートの講評(個別のレポートではなく全体向けの)が掲載されていました。辛口のコメントは覚悟していたのですが、
”問いに対する無関心さが露骨に明らかである”
とあったコメントは、前後の状況から判断して私のレポートに対するものじゃないかと強く推察されます。
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
……鬱です……逝ってきます……さようならぁぁ~~~。
講評の中で、本来はこういうぐあいに課題を検討すべきであった、と提示されていることをほとんどやってませんでした(苦笑)。
あぁ、明日(というかすでに午前3時なので今日ですが)、裁判法の講義があるんですよね……。講義に行くのが激しく鬱です……。
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by VNTR
| 2005-04-19 02:59
| 私的記録(日記)