30台の弁護士の日記です。会社勤めをした後,法科大学院を経由して,なんとか弁護士になりました。チラシの裏(=ごく私的な備忘用)なので,有益な記事はありませんのであしからず。


by VNTR

2005年 04月 29日 ( 2 )

休み

GW初日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、ちょっと迷ったのですけど、思い切って今日は休日にしてしまいました。このところ、明らかに疲れがたまっていたので。

法科大学院の講義がはじまってから1ヶ月、はじめて法律にまったく触れない一日となりました。

休みといっても、十分に寝て(10時間くらい)、洗濯して、のんびりと時代劇を観た程度です。

夜はK塾でのバイトがあったので、出かけました。これがなければ、完全にオフだったのですが……。もっとも、講義をするのは好きなので、ほとんど趣味といって差し支えのない感じではあります。

今日は物質の結晶のあたりを扱ったので、模型を多数使用しました。模型のおかげで、目先が変ったためか、受講生にも非常に好評だったようです。


ひさびさに気分的にのんびりして、すっかり疲れが抜けました。明日からは平常運行で、大学院にもいくつもりです。
[PR]
by VNTR | 2005-04-29 23:59 | 私的記録(日記)

疲労について

超ひさびさに雑誌『Newton』を購入しました。

科学雑誌は、いちおう理系の出身ですし、けっこうよく読みます。

しかし、『Newton』は記事の内容のつめが甘くて、中高生向けの雑誌というイメージなので、あまり好みの雑誌ではありません。ただ、最近はK塾での余談のネタを探している関係もあって、生協などで立ち読みすることはあります。

で、わざわざ買ったのは、疲労について面白い文章をみかけたからです。

慢性疲労症候群の原因物質の候補として、TGF-βがあげられるのだそうです。

面白かったのは以下のところです(以下 Newton 2005.6より引用)。

――――――――――――
強制的に運動させて疲れさせたラットの脳脊髄液を取りだして、健康なマウスの脳室に注射する。すると、元気だったはずのマウスの行動量が減少し、「疲れた」状態になることがわかった。
――――――――――――

なんと、疲労を他人にうつすことができるという話です。

この脳脊髄液中に含まれている、TGF-βが、疲労を他の個体に移す原因となる物質ではないかといわれており、すなわち、疲労感の原因物質ではないかと考えられる、ということのようです。

Newtonには、TGF-βが何か? という話はほとんど触れられていません。

いちおう補足しておくと、TGF-βとは「Transforming Growth factor β」といわれるサイトカイン(細胞の作用を調整する分泌物質)です。

このTGF-βですが、Newtonには免疫物質としての作用についてだけわずかに触れられています。

しかし、私が知っている限りでは、むしろTGF-βの作用として知られているのは、ガン化との関連性ではないでしょうか。

TGF-βは、名前の通り「成長因子」なのですが、細胞の増殖抑制作用があります。このTGF-βの作用の流れに異常が生じると、細胞が異常増殖をすることになって、ガン化するという話があったように記憶しているのです。

なかなか興味深い話です。


ちなみに、昨日の夜のK塾での高3生向けの講義で、ちょっとこの疲労を他の個体に移せるという話をしたところ、非常に好評でした(笑)。
[PR]
by VNTR | 2005-04-29 14:20