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30台の弁護士の日記です。会社勤めをした後,法科大学院を経由して,なんとか弁護士になりました。チラシの裏(=ごく私的な備忘用)なので,有益な記事はありませんのであしからず。


by VNTR
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花と緑の物語展/ピカソ展

9月22日に、東京都現代美術館へ行ってきた。美術館行きが続いている。

いままでは木場駅から歩いて行くことが多かったのだが、今回は大江戸線の清澄白河駅から深川の商店街を経て行った。こちらの方が距離的には木場駅よりも近いようだ。ただ、木場駅からは真っ直ぐに行けるのに比べて、少し道順がわかりにくいかもしれない。ちょっと迷ってしまった。

せっかくの深川なので、行く前に”深川丼”(あさり丼)を食べる。店に入ると、平日の昼間ということもあり、客は全員が中年の女性であった。めげずに冷酒も注文。また昼酒を呑んでしまった……。相席だった女性客が、平日の昼から酒を呑む中年男性(私だ)に、やや批判的な視線を向けていたような気がするが……気にしない(笑)。深川丼は旨かった。


企画展2つは完全に独立していて、料金も別(セット券はある)。

先に「花と緑の物語展」へ。

コロー、ピサロ、ボナールと、わりに好きな画家の絵が並んでいる。ゴッホの”斜面の木々”はよかった。それにモネ。モネ17歳での最初の作品といわれる”ノルエの眺め”など。

私はキスリングが好きなので、”ファルコネッティ嬢”をゆっくりと観ていたところ、隣で絵を一瞥した中年の女性が、大きな声で「こーいうのは全然趣味じゃない、気持ち悪いからあっちを見よう」と連れに向かっていい放ち、思わずこけそうになる。……そういうことは心の中だけにしてくれ……。

チラシなどにも使われているルソーの”熱帯風景、オレンジの森の猿たち”は特別扱いで、1室に1枚のみの展示。まぁ、ルソーだな、という感想。


花と緑の物語展/ピカソ展_b0028244_1444079.jpg



次に「ピカソ展」へ。

愛人マリー・テレーズとのエピソード中心か? 有名な出会いの話なども紹介されていた。

好みの問題もあって、あまりピンと来るものがなかったのだが(審美眼がないから……)、”鎧戸のそばで眠る女””若い女の肖像”はよかった。

確か、いまピカソは新宿の損保ジャパンというか、東郷青児美術館でも企画展をやっているはず。見に行くかどうかは微妙かな……。


花と緑の物語展/ピカソ展_b0028244_1445567.jpg



せっかくなので常設展も観る。

このあたりの展示は、何度観ても現代アートはちっともわからないものが多いなぁ……と思うだけの感想しかない。

ただ宮島達男の、スピードをずらして数字をカウントダウンし続けるLED(発光ダイオード)を並べたものは、結構好きかも。こんな大きいのは困るけど、もし縮小版があったら1つ部屋に欲しいと思う。椅子に座り込んでずいぶん長い時間観ていたので、目がおかしくなってしまった。



スーパーに寄ってから、帰宅。鰯の刺身で日本酒を呑んでしまう。とにかくずーーーーと呑んでいるなぁ。しかも呑みすぎて反省。
by VNTR | 2004-09-23 14:07 | 私的記録(日記)