30台の弁護士の日記です。会社勤めをした後,法科大学院を経由して,なんとか弁護士になりました。チラシの裏(=ごく私的な備忘用)なので,有益な記事はありませんのであしからず。


by VNTR
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カテゴリ:法科大学院関連( 21 )

集合修習開始しました

集合修習はじまってます。

なにやら毎日起案だらけです……。

そして,わかっていたことですが,研修所が駅から遠いです……。通勤だけで疲弊してます。

救いは,定時で帰れるところくらいですかね。

それなりに頑張りたいと思います。
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by VNTR | 2009-08-10 21:21 | 法科大学院関連

ルーブル美術館展

GW中は,たいしてどこにもいかず,地方修習から一時的に戻ってきた同じロー出身の修習生と呑んだり,以前に勤めていた会社の同僚と呑んだり,大学の学部の同期と呑んだりしてました。

ひたすら呑んでましたね……。

で,GW明けの日曜である10日に,ルーブル美術館展@西洋美術館へ行ってきました。

幸い,待ち時間ゼロで入場できましたが,やっぱり中はそれなりに混んでました。とはいえ,それほど不快なこともなく,楽しく観ることがことができました。

目玉はフェルメール『レースを編む女』なんでしょうけど,個人的にはライスダールの『嵐』を観ることができて大変幸せでした。ライスダール好きなので。

b0028244_115269.jpg


上の絵はフランス・ハルスの『リュートを持つ道化師』

あとはクロード・ロランの『クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス』。なぜかこの絵,中学くらいのときに大変気に入っていて,自分の部屋にポスター画を額に入れてかけてました。いつのまにかどっか行ってしまいましたが,本物に対面して,非常に懐かしく,不思議な感じがしました。



ところで,明日からいよいよ新司法試験の試験ですね。

とにかく,何があっても,最後まであきらめないこと。

試験期間中は,早く寝て十分な休養をとるよう心掛けること。

自分を信じて全力を尽くしてください。
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by VNTR | 2009-05-12 01:26 | 法科大学院関連

前言撤回

昨日のエントリで下のように書いてましたが。


新司法試験に合格していました。



自分でも大変意外です。しかし,合格については,家族や,私なんぞをゼミに誘ってくれていた法科大学院の同期の友人への感謝の念を述べずにはいられません。

合格したといっても,まだまだこれからが長いわけですが,頑張っていきたいと思います。

ありがとうございました。取り急ぎご報告まで。
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by VNTR | 2008-09-12 01:09 | 法科大学院関連

短答通知

例によって無期限更新停止中ですが,ちょっとだけ。

短答試験結果の通知が到来しました。

シールをはがすとき一瞬ドキドキしましたが,公式解答での自己採点と同一点数でした。いちおう必要な点数はクリアして論文答案を採点していただけるようです。


しかし,いずれにせよ最終的に合格しているとは思えぬ論文のでき具合なので,勉強進める必要があります。
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by vntr | 2008-06-15 01:58 | 法科大学院関連
あいかわらず無期限更新停止中ですが。備忘のために。


5/24(土)に,著作権法学会@一橋記念講堂に行ってきました。

プログラム(敬称略)は以下の通りです。


---------------------------------------------------
<個別報告>

「フェア・ユースにおける市場の失敗理論をめぐって」
  村井麻衣子@筑波


<シンポジウム> 『権利制限』

「総論」
  上野達彦@立教


「英米法における権利制限」
  横山久芳@学習院


「大陸法における権利制限」
  駒田泰士@上智


「条約における権利制限」
  小島 立@九州


「権利制限の立法形式」
  島並 良@神戸


「著作権侵害訴訟における権利制限の主張と判断」
  飯村敏明@知財高裁


「権利制限の共犯従属性」
   山本隆司@弁護士



<討論>
--------------------------------------------------------


全体としては,フェアユース規定に関連した議論が中心だったと思います。



<討論>では,司会の上野先生から

1.制限規定の類推適用の可能性
2.条約と国内法の関係
3.一般条項の立法化

(タイトルはvntrが勝手につけた)という内容のテーマが提示され,それぞれについて論じた後に,会場からの質問票に対応ということになりました。


条約に関しては,おもにベルヌ条約9条の"Three-Step Test"が問題となりました。



ちなみに,一般条項の立法化については,大会終了時に会場内の中山信弘先生から

フェア・ユース規定については立法化するべきである(立法化する?)

との趣旨の熱いご発言がありました。

中山先生はご著書『著作権法』(有斐閣)の中では,フェア・ユース規定の立法化にうしろ向きと読める記述を書かれているように私は認識していたのですが,最近になってフェア・ユース規定は必要だという方向に「考えを変えた」との見解の表明を明確にされました

規定ぶりとしては,民770条(離婚要件)の規定を参考にした形で,一般条項を盛り込むのが望ましいとのことでした。


ちなみに,民770条1項は

夫婦の一方は,次に掲げる場合に限り,離婚の訴えを提起することができる。
1 配偶者に不貞な行為があったとき。
2 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
3 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
4 配偶者が強度の精神病にかかり,回復の見込みがないとき。
5 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

として5項で包括的な離婚原因を規定しています。




フェア・ユースと言えば,「ラストメッセージin最終号事件」(東京地判平成7.12.18)でもいわれているように,「著作権法30条以下の制限規定は限定列挙であるからフェアユースの抗弁は成り立たない」という単純思考しか持ち合わせていなかったので,個人的には今回はずいぶん勉強になりました。
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by vntr | 2008-05-26 09:27 | 法科大学院関連

受験しました

無期限更新停止中ですが,ひさびさにログインしてみたら,アクセス数が激増しているようです……。はじめまして(笑)。


はじめての新司法試験は,見送らずに受験しました。会場はTOC五反田でした。

全力投球したつもりでしたが,けっこういろいろやらかしているので,来年もういっかいお呼ばれする可能性が非常に高い気がします。この程度が今の自分の実力なのでしょう。


ということで,発表を待ちつつ,当面はそのまま受験勉強を継続する見込みです。試験後だからとって,だらだらしないで,できるだけ勉強しておきたいです(来年のために)。
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by VNTR | 2008-05-19 10:14 | 法科大学院関連
↓のエントリの続きです。

疲れてきましたw   連投しているわりに中身がないエントリですし……。まぁ,書いている本人の備忘ということで。そのうち評釈はいっぱいでるでしょうし。

さて,判決そのものはいいとして,ここで気になるのは

知財高裁大合議部の判決がとった法的構成を,あっさり最判は覆したのではないか?

という疑問です。

知財高裁大合議部は,高裁でありながらわざわざ5人の裁判官の合議体で審理しているわけですが,このような大合議部(第6特別部)が新設されたのは

「知的財産訴訟の帰すうが企業活動に与える影響が極めて大きくなったことから,最高裁判所の判断まで待たずして一定の信頼性のある統一的なルールを形成してほしいという産業界の強い要請」(ジュリストNo1316 p.9 知財高裁所長(当時)篠原勝美)

に応えたものであって,要するに「司法判断の統一機能を果たす」ためだったはずです。

で,これに対しては当初から

高裁レベルでの統一機能にすぎず,最高裁で覆る可能性があるのに意味があるのか?

という批判があったのだと思います。

今回は知財高裁大合議部判決(過去に3件の判決がなされた もう1件係属したが和解になって判決に至らず)が,はじめて最高裁の判断を受けた事案であるわけですが,最初の事案から

いきなり批判が現実化した

という感じです(結論自体は大合議判決と同じですが)。

今後も大合議判決が最判で異なる判断を受ける自体が続出するようだと,大合議そのものの意義が問われる事態になるのではないかと懸念します。

(疲れたのでおわり  間違ってる箇所をみつけたらこっそり教えてください こっそり直します)

追記)

個人的には知財高裁判決の「消尽アプローチ」というか,第1類型,第2類型っていいう考え方はエレガントな構成だという気がして結構好きですので,最高裁が一括して総合考量みたいな感じにしたのは微妙……(最判らしい判断という気はしますが)。

残念ながら「生産アプローチ」と「消尽アプローチ」の対立論に踏み込めるほど知識がありません(消尽アプローチが,消尽理論の目的論的な解釈から直裁に消尽の適用範囲を画する手法を採用したとか……(ジュリストNo1316 p.38 横山久芳))。

ただ,今回の最判は,「生産アプローチ」だとしても,「特許法2条3項1号の実施態様に即したカテゴリカルな利益考量」(同上p.39)ではあるかもしれませんが,内容的には「消尽アプローチ」と同様の,具体的,実質的な利益考量をしたという印象を受けています。

実質的には,結論に差異がなければ,「生産アプローチ」のほうが直感的にわかりやすいという判断もあったのかもしれません?

遊んでないで行政法やらねば!!
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by VNTR | 2007-11-08 22:07 | 法科大学院関連
↓のエントリの続きです。

考慮要素は似ているのですが,一審と結論が逆になったのは「加工の態様」の評価の相違が原因だと考えられます。

決定的なのは,一審が

「毛管力が高い界面部分の構造は,インクを使い切った後もそのまま残存している」

として,特許発明(輸送中のインク漏れ防止)の本質的な部分が変更されていないと判断しているのに対し,

最判は,

「インクがある程度費消されると,圧接部の界面の一部又は全部がインクを保持しなくなるものであり」

として,特許発明の本質的部分に係る構成を欠く状態に至ると認定したうえで,インクタンク本体の内部を洗浄してからインクを再充填することによって,

「本件発明の実質的な価値を再び再現し,開封前のインク漏れ防止という本件発明の作用効果を新たに発揮させるものと評せざるをえない」

と認定していることでしょう。

もっとも,この最判の認定自体は,控訴審の知財高裁大合議判決の認定と同様ですから,最判が控訴審の認定を踏まえて,このように判断したことは当然だと思います。

控訴審はこの認定をもって,特許発明の本質的部分を構成する部材の一部についての加工又は交換に該当するから,特許権が消尽しないと認定したのであり(控訴審がいうところの消尽しない類型のうち第2類型)

一方,本件最判はこの認定をもって,「加工前の被上告人製品と同一性を欠く特許製品が新たに製造された」と認めています。

最判が一審が用いた「新たな生産」という表現を避けて,「新たに製造」という表現をとっているのは,控訴審判決が一審の「生産アプローチ」に対して

『生産』の語を特許法2条3項1号にいう『生産』と異なる意味で用いるものであって,生産の概念を混乱させるおそれがある

という指摘をしていたことに対応するものだと思われます。「生産アプローチ」ではなく,「製造アプローチ」だということでしょうか。

(まだ続きます)
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by VNTR | 2007-11-08 21:47 | 法科大学院関連

最判平成19年11月8日

キヤノン・インクタンク事件の最高裁判決がでました。

インクカートリッジ:リサイクル品は特許侵害 最高裁判決(毎日)

最高裁HP

でたばっかりですから,ざっとしか読んでませんが,

ーーーー
特許権者等が我が国において譲渡した特許製品につき加工や部材の交換がされ,それにより当該特許製品と同一性を欠く特許製品が新たに製造されたものと認められるときは,特許権者は,その特許製品について,特許権を行使することが許されるというべきである。

そして,上記にいう特許製品の新たな製造に当たるかどうかについては,当該特許製品の属性,特許発明の内容,加工及び部材の交換の態様のほか,取引の実情等も総合考慮して判断するのが相当であり,当該特許製品の属性としては,製品の機能,構造及び材質,用途,耐用期間,使用態様が,加工及び部材の交換の態様としては,加工等がされた際の当該特許製品の状態,加工の内容及び程度,交換された部材の耐用期間,当該部材の特許製品中における技術的機能及び経済的価値が考慮の対象となるというべきである。
ーーーー

という感じなので,本件控訴審である知財高裁大合議部判決(平成18年1月31日)が採用した「消尽アプローチ」ではなく,いわゆる「生産アプローチ」を採用しているように読めると思います。ちなみに,一審の東京地裁判決(平成16年12月8日)が「生産アプローチ」でした(但し,一審では新たな生産への該当を否定して,特許権の行使を否定しています)。


ここでいちおう,一審と本件最判とで,新たな生産(製造)に該当するか否かを判断するにあたり,考慮している要素を比較してみます。

★一審の考慮要素
・特許製品の機能,構造,材質,用途などの客観的な性質
・特許発明の内容
・特許製品の通常の使用形態
・加えられた加工の程度
・取引の実情
     等を総合考慮して判断

★最判の考慮要素
・特許製品の属性(=機能,構造及び材質,用途,耐用期間,使用態様)
・特許発明の内容
・加工及び部材の交換の態様(=加工等がされた際の当該特許製品の状態,加工の内容及び程度,交換された部材の耐用期間,当該部材の製品中における技術的機能及び経済的価値)
・取引の実情
      等を総合考慮して判断するのが相当

という感じで,最判の方がかなり具体化していますが,似てるように思います。

とはいえ,一審は消尽の成立を肯定し,最判は消尽の成立を否定したわけですから,結論は逆になっているわけです。(続きはあとで)
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by VNTR | 2007-11-08 21:14 | 法科大学院関連

時間

昨年度に比べて大幅に就労時間を増加させているつもりなのですが,それでも全然時間が足りません。

原因として考えられるのは

1.やろうとしていること自体が多過ぎる
2.昨年度までサボりすぎたツケが回ってきた
3.受講している授業数が多過ぎる
4.無能だから

1と2と4は実質的に重複してます(笑)。なおかつ,1と2と4については,いまさらどうにもなりませんから(特に4),3をなんとか検討した方がいいような。

新司に関係ない科目で,卒業に直接響かない科目はリストラすべきかも。
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by VNTR | 2007-04-20 00:25 | 法科大学院関連