30台の弁護士の日記です。会社勤めをした後,法科大学院を経由して,なんとか弁護士になりました。チラシの裏(=ごく私的な備忘用)なので,有益な記事はありませんのであしからず。


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芥川賞

第134回の芥川賞が,絲山秋子さんの「沖で待つ」に決まりました。

とても好きな作家なので,非常にうれしいです。

絲山さんの日記(何様日記)も欠かさず読んでいるのですが,候補になってからの心情をたびたび書かれていて,読むたびになんとか今回は受賞できるといいなぁーと祈っていました。

うれしいと感じるニュースは久しぶりのような気がします。

芥川賞選考委員の池澤夏樹さんは絲山作品について「既に成熟した作家。男と女の同僚としての友情や,仕事の現場の雰囲気が過不足なく書けている。滑らかに読め,文章が巧みだ」と評したそうです。

「既に成熟した」とありますが,だったらもっと早く受賞させろよ,という気もします(笑)。

129回のときの候補作『イッツ・オンリー・トーク』のときは無理にしても130回候補作の『海の仙人』で受賞して欲しかった。

もっとも,芥川賞は少し遅れてもらったくらいのほうが,(本がたくさん出ているので)営業的にはいいみたいですけどね。その意味では,ほどよく本が溜まったところでの受賞かもしれません。

(たとえば,処女作で受賞してしまうと,受賞効果でよく売れるのはその1冊だけですが,何冊も本が出ていれば,受賞作以前に出版した本も受賞効果でよく売れる)。

とにかく良かったです。
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by VNTR | 2006-01-17 21:19 | 私的記録(日記)